日本には原子力発電所が54あります。今日、新潟が止まりましたので、動いているのは、北海道の泊原発のみとなりました。今年の5月には全て停止することになります。
全てが停止しても、1割の節電で電力不足は起こりません。これが、日本の電力事情であることを考えなくてはなりません。
赤い所は、風向きが赤い北西の方向であったため、人が住めない、住んでいない状態です。赤い小さい円は半径20kmです。(静岡から富士まで40km)この中で働いている人は3,000人とも、3,500人とも言われています。その内2/3はもともと福島県内で原子力発電所で働いていた人たちです。
今回の震災での死者・行方不明者は、岩手県・宮城県・福島県で約20,000人で、その内10,000人が宮城県で、一番酷いのが石巻です。
◎関係する市町村は
・南相馬市 約71,500人 津波で福島県最多の640人死亡。
南側の半分近くの人が避難した。
・浪江町 約21,000人 全人口が避難。役場は二本松市へ。
・双葉町 約7,000人 第一原発があり全人口が避難し役場は埼玉県の加須市へ。
全国ばらばらとなる。
・大熊町 約11,000人 第一原発があり全人口避難。役場は会津若松市へ移転。
・富岡町 約15,700人 第二原発があり全人口避難。
役場は郡山市のビックパレットへ移転。
・楢葉町 約7,700人 第二原発があり大部分が警戒区域の為、殆どが避難し
役場は会津美里町へ。
・広野町 約5,300人 全域が緊急時避難準備区域と指定され、70%の人は
隣のいわき市へ住む。
・飯館村 約6,600人 全村民避難
・葛尾村 約1,500人 全村民避難
・川内村 約3,000人 全村民が避難しているが、4月1日を目標
に半分位戻る計画だ。役場は郡山市のビックパレットにある。
◎1時間あたり1マイクロシーベルトを
1年間受け続けると
8,760マイクロシーベルトとなる。
→8.76ミリシーベルト
◎自然界から1.4ミリシーベルト受けている