シェカール・メール2021-2022年度RI会長は「奉仕しよう みんなの人生を豊かにするために」をテーマに掲げました。
今回のコロナは全世界を席巻し、ここまで積み上げてきた経済や暮らしを、さらには平和に対する概念をも根底から揺さぶることにより、ロータリーに対し根源的な問いを投げかけたように感じます。
「ロータリーは本当に今のままでよいのか?」
「クラブは本当に会員の力になれるのか?」
「ロータリーは地域に何ができるのか?」
これまでのクラブ運営に特に問題があるわけではないと思っている会員もいます。従来と同じように運営され、変わりなく例会が行われ、時々奉仕活動があるという、今までのクラブ運営に郷愁のような感覚をお持ちの方もいると思います。一方で何となく停滞感を感じたり、これを機会に新しくしていきたいと思っている人もいます。「コロナが終息した世界は、もう元には戻れない」とWHOテドロス事務局長が発言していますが、クラブも同じなのではないのでしょうか。世間で新しい生活様式と表現され、その様式を模索している現在、私たちも「新たな時代を生きるロータリー」としての第一歩を力強く踏み出すべきであり、また最適の機会であると考えます。
本年、静岡中央ロータリークラブは35周年を迎えます。この新しい時代、35周年という節目の年に、様々な世代が集う会員同士の親睦と友情を深めることができる新しい試みの組織の下、会員一人ひとりがクラブの将来像を共有し、各々の役割を担い、実際に行動していただくことで、クラブの活性化に繋げていきたいと考えます。また、皆様のお力をお借りし、新会員5名、退会者0の会員増強を目標に、多くの先輩方の並々ならぬ努力と深い絆で紡がれた静岡中央ロータリークラブが今後40周年、50周年を迎えられる素晴らしいクラブとして愛され続けていけるよう全力で取り組んで参ります。一年間よろしくお願い致します。 |