2019年度、静岡青年会議所にて理事長職をお預かりしております、飯塚潤と申します。まずは、本日このような大変貴重なお時間をいただきまして、誠にありがとうございます。今の静岡青年会議所について、学んだことについてお話をさせていただきたいと思います。1979年11月11日生まれの39歳、有限会社飯塚印刷にて常務取締役を勤めさせていただいております。仕事の内容は、封筒、名刺、伝票、チラシ、DMなどの印刷、冊子類などの製本、ブライダル商品の企画、販売をしている会社です。
　JCとは、1915年アメリカミズーリ州にて小さな青年の活動としてスタートしました。その後、1950年代に日本に入り、各所で青年会議所運動が広まりました。今現在、世界では117ヵ国、16万人のメンバーがいます。日本青年会議所には、3万4,500人、694の地域に青年会議所があります。この町に住む、この町で仕事をしている、20歳〜40歳までの青年で構成されている団体です。今現在の私たちの会員は、162名からスタートしまして、5年ほど前と比べると、100名近く減っていますが、そこは会員の熱意と努力でカバーしている状況です。
　静岡青年会議所ですが、元々、旧清水青年会議所、旧静岡青年会議所、旧駿河青年会議所が解散をして、1つになり、現在の静岡青年会議所を新設した形です。今年で創設して14年目となりますので、私が14代目の理事長となります。「個人の修練」「社会への奉仕」「世界との友情」という3つの信条を掲げ、明るい豊かな社会の実現を目指して、運動・活動を行っております。
　今から約10年前、30歳になったばかりの頃入会をしました。今当時の自分を考えると、劣等感の塊だったと思います。そんな中、本音で話せる仲間が欲しい、社業の中で生かせること、人間として心豊かに成長できる機会をもらいたい、そんな思いを持って、青年会議所の門を叩かせていただきました。右も左もわからない中、事業や、例会に参加し、叱られることも多々ありました。そして、人と向き合うことの大切さを学びました。「人は人でしか磨かれない」私も多くの方によって、磨かれたと感じます。学生時代、社会人になった時、2度言われた言葉があります。「お前は師と仰ぐ人間を見つけた方が良い」、この青年会議所に入会したことで、多くの「師」と呼べる方に出会うことができました。
　とても面倒見の良い、誰も諦めることがない、誰も見捨てることのない、そんな団体です。常に誇りを持ち、常に変化と成長を追い求めて行かなければならないと考えております。常に困難という大きな壁が立ちはだかりますが、だからこそ、私たちには家族がいて、友人がいて、信頼できる仲間がいるのだと思います。それを体現できるのが、青年会議所ではないかと思います。
　大変恐縮でございますが、皆様方のご友人や、ご子息、後輩がいれば、ぜひご紹介をいただきたいと思います。静岡青年会議所、本年度はまだ3ヶ月が過ぎたばかりです。皆様方にご迷惑をおかけすることも多々あるかと思いますが、最後まで諦めずに私に叱咤激励、そして勉強させていただければと思います。