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平成30年6月11日(月)
元静岡中央RC会員
奈良間 茂 様

 


〜 ネパール震災3年目 〜


奈良間 茂 様
 ロータリーを退会させていただき10年ですが、その後仕事で忙しい家住期を走り抜け人生の踊り場に立つ時が来ました。半生を振り返り満足感と喪失感に心がゆらぎます。 そのような時 旅行、好きな絵描きは心に安らぎを与えてくれています。
 このたび11日間のネパールを訪ねその民衆のパワーを目の当たりに見て思います。人の一生は有限です。それに対して大自然は無限と思います。人の生命とはいつかは死という宿命を背負っています。ヒマラヤの大自然を前にこの宿命を受け入れてこそ生きる事の証しが見えて来るように思います。ボランティアで訪れたネパールは人間の本質、幸せとは何かを諭してくれました。
 静岡県ボランティア協会がネパール震災を支援して作られた、防災センターの未熟な工事は耐震に於けるその工法の意味を理解しただけで随分違うと提案させてもらいましたが、所詮自然の災害に対しての想定の違いであり、壊れる物は壊れる物で、大自然の災害を前にしたら、所詮五十歩百歩の違いかもしれません。
 ネパールの人々は実に元気で顔は輝き、生き生きとした目が光る。人々は優しく、初めて訪れた旅人を暖かく迎え入れてくれる。その表情は日本人のものとは大きく違いますす。
 日本は何処に向かっているのか?ひょっとしたら、不感症な寝たきり ボケ老人の様な社会を目指している様にも思います。便利で快適な物が溢れると、それが当たり前の事となり、感激が薄れて、不感症でハングリーなパワーを失った日本は、その将来が見えたような気がします。
 ここで、人の喜びと幸せとはは何かを考えさせてくれた、静岡県ボランティア協会の小野田理事長を紹介させてください。

 

 

静岡県ボランティア協会 理事長
小野田 全宏 様

 



小野田 全宏 様
 奈良間さん達と一緒にネパールに訪問させていただきました。ネパールの震災が起きて3年、阪神淡路大震災から23年、東日本大震災から7年が経ちました。5月14日から岩手県の被災地を回ってきました。戸羽市長と1時間30分お会いしましたが、私たちからの質問の時間がないほど、震災時、震災後、こらからの陸前高田について語ってくれました。是非ロータリアンの皆様方には一度、被災地の今を見に行っていただきたいと思います。私たちはロータリーの皆様と色々な形で連携をして、災害への備えを怠ってはいけないと思います。いつか皆様とは、企業の持っている機能、資材と連携した防災の備えについてじっくりお話の時間をいただけたらと思います。

 

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