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平成25年2月25日(月)
映画解説講師
小澤 正人 様

 


 

「全盛期の日本映画について」



小澤 正人 様
 今日は昭和30年代、一番映画が元気だった時代にタイムスリップしていただいて、少しの時間楽しんでいただければと思います。
 4年前に静岡県中小企業団体中央会というところにいましたが、どうしてもこの仕事がしたく、早期退職いたしました。静岡でこのように映画の話をする方がいないという、若干ラッキーな面もあり、色々なところから声を掛けていただいて、今年は映画の公演・講座だけで180回くらいこなしております。
 色んなところで「今までどのくらいの映画を観たのですか?」と聞かれます。中学1年から今まで、1年間に1冊ノートを作り、観た映画に関して書きためてきており、それを足してみましたら、8,500本くらいでした。映画を観ながら、合間に仕事をしていた様なものです。その内訳は、日本の映画が2,500本くらい、洋画が6,000本くらいでした。
 60代以上の方は、昭和30年代、映画の黄金期で、映画の話で盛り上がり、講座をやっても皆さんなかなか帰りません。当時、静岡には22館くらい映画館がありました。最盛期である、昭和33年には全国に7,500館くらいあり、映画人口は11億人だったようです。今は1億8,000万人くらいです。
 1つの映画会社が年間100本近く映画を作っていて、日本では30年代終わり頃まで、年間600本くらいの映画が作られていました。
 月に5、6件、老人ホームにも伺います。映画は昔の事を思い出させます。軽い認知症の方などは泣いてしまったり、昔の初恋の話をはじめたり、映画というのはすごい力があるのだなと感じています。今日を機会にまた、皆様たくさんの映画を観ていただければ嬉しいなと思います。
 また、皆様の企業や団体のイベントで声を掛けていただけると嬉しいです。

 

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