黄金のロータリー鐘
7月1日からガバナーを仰せつかりました。1920年に日本に東京ロータリークラブが発足して、2020年 東京オリンピックパラリンピックの年に、100周年となります。これをどのように祝おうかということで、パストガバナーの皆様と、検討委員会で考え、色々な行事もありますが、全国で34個この鐘を作りました。全国に34地区ありますので、そこに配りました。7月からのガバナーは、この鐘を持って、各クラブに訪問するということが天命です。今年は99年目ですので、来年のガバナーもこの鐘を持ち歩くことになっています。
1945年、大月市で生まれ、父の勤めの関係で東京で育ちました。静岡は縁がありまして、祖父が島田市の出身で、父は藤枝の出身です。私の身体の半分くらいは、静岡の血が流れているのかも知れません。大学を出まして、1967年から2000年まで「トッパンムーア」という会社に勤務しておりました。1981年から6年半ほど、マレーシアに合弁会社があり、そこで総支配人をやりました。
また、私の家は「星野家住宅」と呼ばれる、国指定の重要文化財です。甲州街道を参覲交代で、往き来するお殿様が泊まった宿です。
バリー・ラシンRI会長が「BE THE INSPIRATION」をテーマに掲げました。日本語の訳は「インスピレーションになろう」ですが、どうもピンときません。英語で”inspire”という言葉には「新興させよう」「盛んにさせよう」という意味があります。先ほど、会長幹事さんから貴クラブの素晴らしい活動についてお聞きしましたが、それをもっと盛んにして、より多くの方にロータリーの良さを理解していただき、新興していただきたいという思いを込めた言葉が”inspire”だと私は思っています。
今年の地区目標ですが14もあります。その中で一番重要と考えているのが、分区からグループに代わり、新しい出会いがあると思いますので、それを大事にしていただき、グループ化した事を活かしていただきたいと思います。
日本のロータリーは100周年を迎えますが、米山梅吉記念館は創立50周年を迎えます。これを機に建物を新しくしたいということですが、全部で9千何百万円かかります。全部を2620地区で負担するということではなくて、3千万円くらいを負担できないかということを委員会で考えております。3年くらいに渡って、少しずつ集めていくことを、浅原ガバナー補佐を通じて、お願いすることになると思います。
また、RLI（Rotary Leadership Institute）ロータリー・リーダーシップ研究会と言いますが、ロータリー人材育成の為の研修制度の導入を考えています。ロータリーの友に掲載がありますので、しばらく間、一生懸命お読みいただきたいと思います。
来年の6月にドイツのハンブルグで世界大会がありますので、たまにはヨーロッパに行っていただけますと幸いです。
今年1年間、お世話になりますが、どうか宜しくお願いいたします。
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