ガバナー補佐のお話し
最後のクラブ訪問となりました。皆様には大変なご協力をいただきまして、何もしていないような気がします。加藤会長、柳瀬幹事には大変お世話になりました。
ガバナーに関しましては3年前から研修が始まり、心構えが作られていきますが、ガバナー補佐は1年位前からの準備となります。
次年度からは「分区」から再編成され「グループ」制となります。2620地区は11分区から8グループになり、静岡RC、静岡東RC、静岡西RCが加わって、12クラブで「第3グループ」となりスタートします。静岡県内が5つのグループ、山梨県が3つのグループという編成になり、第3グループは500人を軽く超えてきて大所帯となります。11人のガバナー補佐が集まって協議検討を行い、第4分区、第5分区それぞれの規約がありますが、一度リセットしようということになりました。そこで、輪番制を決めなければならないのですが、クラブの設立順になりました。1番は静岡RC、2番目以降は清水、静岡東、清水北、静岡南、駿河、日本平、静岡西、清水西、静岡中央、清水中央、静岡北となります。静岡RCは日本でも20番目くらいに設立された、非常に歴史のあるクラブであり、会員の皆さんが立派なプライドを持ち、パストガバナーも3人排出して、第1回目は静岡RCで受けますというありがたいご返答をいただきました。2番目以降もこれで行こうというお声をいただき、全会一致で設立順でということになりました。静岡中央さんは10番目ですので、2027-2028年度に回ってきます。
3月11日のIMでは大変お世話になりました。加藤会長と、柳瀬幹事にはレッドカーペットの上を歩いていただき、記憶に残ってくれればいいかなと思います。東日本大震災の日でしたので、常に私たちは心のどこかで震災を受けた方々、被災された方々に寄り添って行かなければならないという思いがあって、おもかげ復元師の笹原留似子さんに講師をお願いし、また石田純一さんをお招きして、危機管理のお話をしていただきました。
駿河ロータリーに入った時、何で委員会を全員でやらないのかと、当時の委員長に聞きましたところ、「委員会はできる人でやればいい」と言われました。本当はみんな一丸となってやるところにロータリーのいいところではないかと汗を流しながら悩んだことを思い出しました。
道元禅師の話で恐縮ですが、鎌倉時代の方ですが、哲学者と言っていいような人でした。「正法眼蔵」という哲学書がありますが、とても難解で一番研究が進んでいるのがハーバード大学です。その中に「典座教訓」というものがあります。「更に何れの時をか待たん」今やらずにいつやるのか、「他はこれ吾にあらず」自分がやらずに誰がやるのか、と師となる中国の老僧に言われたことが書かれています。
与えられた地区目標、事業は後回しにせず、きっちりその時にやっていくことが大事だと思います。若い方も高齢の方も、同じ会員として対等にここに存在するということが理想かと思います。
後1ヶ月ほどありますが、1年間皆様に助けられ、大変友情を感じました。ありがとうございました。