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平成23年9月5日(月)

沼津RC
国際ロータリー第2620地区
第4分区ガバナー
積 惟貞 様

 

 

〜 ガバナーごあいさつ  〜

 

積 惟貞 様 静岡中央RCは柳瀬会長を中心に大変まとまった良いクラブで、クラブ運営も極めて確りと出来ています。柳瀬会長は参加型の活動をより多く取り入れることもお考えのようですが、その際はぜひご家族も参加できるようなアクティビティを配慮いただきたいと思います。
 さてカルヤン・バネルジーRI会長のテーマは「こころの中を見つめよう博愛を広めるために」であります。レイ・クリンギン・スミス直前会長のカーボーイ・ロジックを芯とする外に向かった積極性に対して、バネルジー会長はインドの伝統的思考、「梵我一如」の宇宙観が基本にあると勝手に推察し、ロータリー活動のためには先ず自分自身を高めよと言われているものと解釈いたしました。「家族」「継続」「変化」の重点項目の中でとくに強調されたのが「家族」でありました。「家族がコミュニティーの基礎であり民族の盛衰は家庭の健全にかかっている。」との考えはマルチン・ルター以来職業重視とともにプロテスタントの基本的思想でもあります。そしてこれが近代資本主義のバックボーンとなり、ロータリーの活動もこのような社会環境でこそ発揮できるわけです。RI会長方針に従い、私たちもロータリー活動の中に家族の参加を出来る限り試み、先ずは家族にロータリーについてよりよく知っていただくべきであります。
 さて前年度からRIの長期計画に従って、中山直前ガバナーがさまざまな当地区の方針を決定し実行された上で私に引き継がれました。当然私はそのレールの上に乗って今年度の事業を施行する立場と認識しておりました。現在もその方針は変わってはおりません。しかし本年3月の大震災で事情が変わった部分があります。直前ガバナー会では前年度集められた基金をもとに、被災遺児に対する育英資金と「ファイブフォーワン」と称する被災クラブ救済制度を確立されました。しかし今年度はR財団の小澤トラスティーが日本だけの東日本震災復興日本委員会を立ち上げ、機動的に被災地支援に取り掛かっています。
 今年度は諸般の事情を踏まえ、こちらに資金を統一することが妥当と判断しております。いずれにせよ息の長い支援活動を継続することが必要と思われますのでご協力いただきたく存じます。
 ところで私自身は基本的にロータリーの親睦と職業奉仕に軸足を置いた思考の持ち主であり、例会を重視します。ロータリアンは例会に出席し自身を磨き、どこかに気高く美しい何かを持つ必要があると思います。【縁尋機妙、多逢聖因】これは昭和の陽明学者、安岡正篤の言葉で、良い縁はさらに良い縁に繋がり、幸せに通ずるという意味だそうですが、これこそロータリーの真髄であり、ロータリアンの特典でもあります。それは皆様方一人ひとりが、若者に尊敬の念を持たれるようなロータリアンを目指すべきと言うことでもあります。

 


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